代表メッセージ「全身で学び、“自分のコトバ” を育む学校へ!」

【★更新日 2024/3/21】

 
 
こんにちは、未来の学校デザインCo.(カンパニー) 代表の清水です☀️

Webサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

 
今、学校が大きく生まれ変わろうとしています。
 
これまでの「集団・画一的な学習」をはじめとする、学校のさまざまな“常識”が、
解決困難な状況をともなって行き詰まりを見せている中、
 
国をあげて、子ども/生徒ひとり1人に合わせた「学びの個別化」や、
人や社会に開かれた「深い学び」の実現に向けて、
さまざまな制度・ICT機器といったハード面が、着実に整備されてきました。
 
 
こうした公教育改革の流れのなか、
「実際に、日々どのように学び/教育を行うのか」という、“中身”の部分をつくりあげていく努力が、
いよいよ全国の教室で、日々行われるような段階(フェーズ)に入ってきましたし、
 
民間でも、特色ある「フリースクール」や「マイクロスクール」の開設や、
多彩な学びの場が、ローカル/オンライン問わず、日々生まれるなど、
“これからの教育/学び” をつくる動きは、「多様な個の時代」への流れのなかで、ますます活発になっています。
 
 
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さて、こうした「21世紀の新しい学校」をつくりあげていく局面にあって、
真っ直ぐに見据えるべき、最も大切なことは何でしょうか。
 
僕は、それは「学ぶこと自体の楽しさ」の復活と、
学びを通して、子ども/生徒たちが「自分自身の声 (コトバ)」を獲得していけるようにすること
だと思っています。
 
 
どのような学習/学びを推進するにしても、
それが、子どもたち自身の肌感覚として「やらされてる」と感じられるようなものであっては、
本当の意味での「主体的な学び」は実現しません。
 
目の前のことに、心がしっかり注がれていくような“真剣”さがあって初めて、
人は本当に学ぶことができるからです。
 
 
勉強すべきことを外側から課し、子ども/生徒たちをその“囲い”の中におさめておくのではなく、
1人ひとりの内側から、「このことをもっと知りたい」という思いや、ふとした閃きやアイデアが湧き出すように生まれ、
そうした自分の“リアルな目線”を起点に、さらなる学びが広がるような「学びの時空間」をデザインする。
 
人は本来、こうやって自分の “世界” を広げていくはずですし、
子ども/大人を問わず、それが「学び」というものの、自然な姿であるはずです。
 
 
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ただ、これまでの学校の仕組みでは、
そうした学びは、あくまでも個人が「自分の時間で、自由にやるもの」であって、
学校という枠組みのなかでは、国や先生が決めたことを、順を追って「全員がまじめにやる」ことが求められてきました。
 
もちろん、そこで得られる学びや達成感もあります。
でも、そういう考え方のもとでは、
学校の“勉強”と、日常のなかの素朴な疑問や思いつき、自分なりの興味や関心ごと、そして自分が好きでやる趣味や“遊び”など、
すべてが「別々の違うこと」として、バラバラに分離していってしまいました。
 
もともと「世界はまぁ〜るく1つだった」はずなのに。
 
 
すべてが、問題演習やテストに収束していく勉強を前に、
子ども/生徒たちの「学ぶ意欲」は、しぼむように減退していき、
 
また、学校の勉強(&プレッシャー)が徐々にその“重さ”を増していくにつれて、
「生きる力」も思うように湧かなくなってしまう子どもや若い世代の人が、今もどんどん増え続けているような状況になってしまったわけです。
 
 
では、どうすれば、「知る」ことや「できるようになる」ことが手放しに嬉しかった “小さい頃” のままのように、学ぶことが生き生きと楽しく、
そして、学校という《学びの時空間》をくぐり抜けていく先に、「自分自身を生きる」ことが当たり前に広がっていく、そんな「新しい学校」を実現できるでしょうか?
 
 
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1人ひとりまったく違う、多様な子ども/生徒たちが、生き生きと「ユニークな学び」を展開できる学校。
そして学ぶことが、そのまま生きることに繋がる教育。
 
その鍵を握るのが、「DNL」という、まったく新しい学び/教育のしくみにあります。

 

  • 一人ひとりが、自発的に「ユニークな学び」を広げ・深めることができる
  • カリキュラムの内外を横断し、どんなことでも柔軟にネットワーク状に結びついた、統合された「生きた学び」に変えることができる
  • 知識の習得(インプット)と、自分で考えることや発想(アウトプット)が、両輪一体で回っていくようになる
  • 日々の学びを通して、借り物ではない「自分のコトバ」を獲得していくことができる
 
 
さまざまな教科や分野の“区切り”。
学校の中と、外の世界。
そして、自分の内側と外側。

世界のあらゆることが〈境界〉を超えて、自己のまなざしを中心に、統合的に意味づけられていくことによって、子ども/生徒たちが、主体性をもって、生きた「ユニークな学びの世界」を広げ・深めていける。
 
そして、そこに「自分ならではの“声”」と呼ぶべきようなものが、自ずと立ち上がってくる

 

こんな感じのことが実現するというのが、ざっくりとした「DNL」のイメージです☀️
 

 

大きな問題を解決するためには、どうしても従来のしくみ(構造)を根本から見直す必要がありますが、
学校教育についても、それは例外ではないということだと思います。
 
そう、まさに今が「パラダイムシフト(転換)」の時だということ!
それが教育の “再創造” であり、本当の意味での「新しい学校づくり」だと思います⤴︎
 
 
もちろん、すべては人の為すこと。
新しい道を拓くには、様々な「壁」と向き合うことも必要になるでしょう。
 
それでも、いきなり大きくすべてが変わることは難しくても、
共鳴しあう個人や、志や信念のあるところから、変わっていくことは可能です。
 
 
そう、すべては思い。
 
自分のなかの確かな思い(=“自分のコトバ” )さえあれば、
人はいつでもどんな時でも、しっかりと自分自身に立って、歩んでいくことができます。
 
 
今、広く社会で「オーナーシップ」という言葉が、注目されるようになってきましたが、
これまでのような、“外側”の正解や枠組みに、自分をあずけるあり方を超えていく時にあって、
(*そしてこれからは、AIが生成する言葉であふれ返る世の中になる‥!)
 
まさに、人が人として生きる証とも言うべきもの。
 
1人ひとりが、そんな生きた「自分自身のコトバ」を獲得していける学び/教育が、今もっとも大切なことで、
それを誰でも、どんな学校でも実践できるようにすることが、
 
ただの美しい理念にとどまらない、本当の意味での「主体的な学び」や「生きる力」を体現する教育になると思うのです。
 
 
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長くなりましたが、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
 
未来の学校デザインCo. は、個人の方から学校・自治体向けまで、さまざまな状況やフェーズに合わせて、柔軟に幅広い形で「新しい学びの体験づくり」を進めていきますが、
 
一貫して共通するのは、これからを生きる子どもたちが、自発的に「ユニークな学び」を広げ・深めていくなかで、“自分自身” に出会い、その人生=世界を生み出していけるようにすること。
その道を拓くことです。
 
 
それは人が本来、生まれながらに持っている、本当の意味での「生きる力」(=内なる創造性)を呼び覚まし、インスパイアすることとも言えると思います。
僕は、それを「自律的に学び、世界を生み出す力」と呼んでいます。
 

 

「DNL」という新しいパラダイムが、何かある特定のメソッドや手法といったものを超えて、重要な意味をもつのは、その仕組みそのものが、この内なる創造性ーー私たち人間を含む、すべての生命の “自然なるままの動き” を、そのまま体現したものだからです。
 
 
かつて(西洋)医学の父とされるヒポクラテスが、「自然から遠ざかるほど、病気に近づく」と言ったように、
人間も社会も、自然のあり方から離れれば離れるほど、何かがおかしくなっていきます。
 
今、私たちがいろいろな問題を抱えているのも、広い意味での「自然のあり方」から乖離した結果だということに、多くの人が気づきはじめ、自分自身の内側を含め、さまざまなことを根本から “見直そう” とするような時代になったのも、まさに今がその時だからでしょう。
 
 
そう考えると、やるべきことは、自ずからはっきりとします。
やるべきことはただ、学校での学びを「本来の “自然な姿” にもどす」ことではないでしょうか。

 

すべての問題は、1つ次元を上げれば“解消”する。

 
これまでの、個々人が決められた事柄/枠に合わせざるを得ない学校から、「多様な子どもたちの “自律的な思い” (内なるエンジン)を、丸ごと包みこむ」許容度をそなえた、人間らしさ/ヒューマニティに満ちた “新しい学校” へ。
 
 
誰もが主役になれる、新しい「未来の学校」。
そこには、子ども/生徒たち一人ひとりの「本当の“声” (コトバ) 」が、伸びやかに広がっています。
 
 

 

代表プロフィール(自己紹介)


清水 敦(ATSUSHI SHIMIZU) 

昭和57年8月14日、東京生まれ。
長野県上田にIターン → 山梨県山中湖へ移住。

1児のパパ/一橋大学(経済)卒。

 
モットーは、
「これでいいのだ。」
「あらゆる可能性に自分を開いて生きる。」
 
 
//簡単な略歴👩‍🎨//
 
東京練馬〜武蔵野で生まれ育つ。
小さい頃から好奇心が旺盛で、何かと声を上げながら走り回っていた(と思われる。笑)
 
教育熱心だった両親のもと、武蔵中学・高校(私立一貫校)に進み、“自由な空気”のなかで思春期を過ごす。
なぜか記憶に残ったのは、中学1年の入学式で校長先生が言った、「今日から君たちを大人として扱います」のひと言。
 
硬式テニスに没頭し、中1〜高2が全員一体で活動する部の部長を務め、音楽に目覚めたりも。
(本当はバンドをやりたかったが、出来なかった‥)
 
家庭や人生のことに、大きな葛藤・苦悩を抱えながら、紆余曲折を経て(w)一橋大学に進学。
パーソナルファイナンスや、社会保障システムなどに興味を持つ。
 
卒業後は、金融機関の企画部にて、さまざまな営業チャンネルを連携させる取り組みや、マーケティング業務などに従事。
その後、自分の道を模索し、これまでさまざまな形で、教育の仕事に取り組む
 
 

初めての移住(Iターン)先の信州上田で、2015年、自身の学び場を立ち上げ。

● 学習塾『算数/数学塾フェルマータ』で、6年間指導・運営
● 探究的なプロジェクト型の学び(PBL)を行う教室『未来の学校フェルマータ』を、並行して開催
 
 
小・中学生〜高校生や専門学校生まで、たくさんの生徒さんたち・親御さんと関わるなかで、

高校生の頃からずっと、自分の内側に感じ取っていた「ビジョン」の輪郭を、徐々に具体化させ、

新天地・山中湖への移住を機に、これまでの仕事を発展的に統合させる形で、新たに『未来の学校デザインCo.』を立ち上げ。
 
「すべてを遊びに、すべてを学びに」の精神で、たくさんの子どもたち/親御さんや学校などに、心がワクワクするような「学びのプログラム」や、誰もが「ユニークな学びの世界」を広げ・深め、自分自身に出会っていくことのできる「次世代の学びの体験(DNL)」を届けるべく、日々活動中☀️
 
 
⇒ 僕の素顔は、Instagramの個人アカウント(@atsmz33で!