新しい「学び/教育の仕組み」のコンセプト・イメージと名称


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【★更新日 2024/10/8】

新しい「学び(教育)の世界」へようこそ!
ということで、今回の記事では、これからの話のすべての土台となることを書きたいと思います。
 
 
これから見ていく「新しい学び/教育」の“しくみ”は、従来のものとはまったく異なる「コンセプト」に基づいています。
 
詳しい中身はこれから見ていきますが、
それをパッと一目に表すならば、こんな感じになっています。
 

新しい学び(教育)のイメージ図
 
 
僕たちがよく知っている「教科およびカリキュラム」をベースとする教育(学習)が、フォルダ階層型の形をしているのに対して、
この新しい教育(学び)のシステムは、球のかたちをしたネットワーク構造になっています。
 
 
未来の学校を描く『スケッチブック』の序文に載せた「一枚の絵」を、3D(立体)として見たものが、この「ネットワーク構造をした球」だと思ってください(^^)
 

生きた学びの「ネットワークグラフ」
 
 
 
さて、これから、この「新しい学び/教育のしくみ」の話を進めていくに際して、まず最初に名前をつけておきたいと思います!
 

「動的なネットワーク型の学び」DNL: Dynamic Network-structured Learning)

 
これが、この物語の “主人公” です。
 
 
世の中には、様々な教育メソッドやプログラムなどがあり、それぞれ(創案した人や団体、発祥の地、あるいは国名などを冠した)固有の名称がついていたりもしますが、
この新しい学び/教育システムは「誰のものでもない」公的なものなので、その特徴を表した一般的な名称を考えました(^^)
 
 
***
 
 
この「新しい学び/教育のしくみ (DNL)」は、子ども〜大人まで、個人として誰もが「日々の学び」(や仕事、創作‥etc.)に生かすこともできますし、学校をはじめとする教育の場で、体系的に実践することもできます。
 
 
またこれがとても重要だと思うのですが、「新しい」とは言うものの、
このDNLは、今、行われているどんな教育とも、 “競合” するようなものではありません
 
● 従来通りの「カリキュラム&テスト」に基づく学習
● 新しい公教育の指針である「令和の日本型教育」
● 例えばIB(国際バカロレア)などのような、既存の教育プログラム
● シュタイナー教育やモンテッソーリ教育といった、様々なオルタナティブ教育
● ‥etc.
 
このような、今あるどんな教育とも “競合” することなく、むしろどんな教育理念や方法論を採っていたとしても、そこでの「学びの質」ーー子ども/生徒たちの「学びに対する意欲・姿勢」や、学びのパフォーマンス(深さや創造性など)を、一段上の“ステージ”へと高めることができます。
 
 
 
では、具体的に「どんな革新的な学び」が実現するのか?
 
それを、この記事(↓)で見てみたいと思います🌈
 
 

P.S.

ちなみに、このページの冒頭にのせた「新しいコンセプト(の絵)」が、何も教育の話に限らない、僕たちの社会(あるいは文明)全体を丸ごと、まるで違うものに一変させてしまうものだということに気づいた方もいるかと思いますが(笑)、そこらへんの話も追々?、展開していけたらと思っています!
 
清水あつし